安全は経営の基盤であり、いかなる状況においても、
すべてに優先して 守るべき絶対的使命です。
安全は経営の基盤であり、いかなる
状況においても、すべてに優先して
守るべき絶対的使命です。
明和海運グループは、全社的に船舶の安全、人身事故あるいは人命の損失の防止、並びに海洋環境保護の意識の徹底を図り、当社の使用する船舶による輸送の安全を確保するために、ISMコード及び適用法令等を遵守した安全管理システムを確立し、その実現を図るべく「安全管理方針(安全方針)」を策定し、それに基づき業務を遂行しています。
『安全は全てに優先する。』を安全管理の基本方針 とし、人命の損失及び傷害の発生を防止すると共に、 海洋環境の保全を図り、もって無事故・無災害を 達成する。
安全方針を達成するため、重点施策・重点目標を策定し、それぞれの進捗、達成状況を把握するとともに、少なくとも毎年1回の見直しを行っています。
重点施策 | 1.海上と陸上が一丸となった安全の確保 2.不安全行動の防止・不安全状態の改善 3.コミュニケーション能力の向上 4.長時間労働の回避と健康管理の充実 5.技術の伝承と習熟度の向上 |
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重点目標 | 1.人身災害ゼロ化の達成 2.海難事故ゼロ化の達成 3.環境災害ゼロ化の達成 4.重要設備トラブルゼロ化の達成 |
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重点施策・重点目標の達成に向けて、毎年、月間強化目標を策定し、各月の目標に基づき訪船時に指導を行っいます。
1月 | 荷役作業計画と手順の周知徹底 |
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2月 | 桟橋接触事故の防止 |
3月 | 見張り強化と早期避航の徹底 |
4月 | 居眠りによる事故の防止 |
5月 | 濃霧時期の安全航海 |
6月 | 漏油事故の防止 |
7月 | 係船索取扱い事故防止 |
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8月 | 走錨事故の防止 |
9月 | 労働時間と健康の管理 |
10月 | 酸素・ガス検知の徹底 |
11月 | 船体設備の美観維持 |
12月 | 船舶設備安全総点検の実施 |
船舶の安全航行及び汚染防止とISMコードのクオリティ維持向上のため関連規則などの法令を遵守し安全航海・安定輸送を実現しています。
船舶の安全運航の取組み | 船長が乗組員に対して自ら安全管理システムを積極的に実施するように船内安全衛生委員会等を利用し動機付け行い安全運航に努めています。 |
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リスク管理の取組み | 船舶の運航、船内作業に潜在する危険を特定して発生の確率、頻度、経済的な影響を事前に評価して、リスク毎に想定されるシナリオを作成しリスクの防止対策、軽減処置の策定に努めています。 |
内部監査の取り組み | 安全管理システムに関連する全ての業務が、効果的に運用されていることを判定するため12か月を超えない間隔で1年に1回、関係する全ての部署及び船舶に対して監査を実施しています。 |
過去5年以内に建造した2隻のケミカルタンカーについては電子海図情報表示装置、監視カメラ等の航行安全装置の採用や大角度舵とバウスラスターを装備し、これを併用することで、離着桟作業をより安全に正確に行えるよう努めています。
過去5年以内に建造した2隻のケミカルタンカーについては電子海図情報表示装置、監視カメラ等の航行安全装置の採用や大角度舵とバウスラスターを装備し、これを併用することで、離着桟作業をより安全に正確に行えるよう努めています。
明和海運グループでは、陸・海全員で重大トラブルゼロを目指しています。そのためには現場で働く乗組員との意思疎通が大事であると位置づけ乗組員とのコミュニケーションを積極的に実施しています。
1月度 | 2月度 | 3月度 | 4月度 | 5月度 | 6月度 | 7月度 | 8月度 | 9月度 | 10月度 | 11月度 | 12月度 | 年度計 | |
訪船 回数 |
18回 | 17回 | 17回 | 19回 | 20回 | 21回 | 20回 | 19回 | 20回 | 19回 | 190回 |
1月度 | 2月度 | 3月度 | 4月度 | 5月度 | 6月度 | 7月度 | 8月度 | 9月度 | 10月度 | 11月度 | 12月度 | 年度計 | |
訪船 回数 |
17回 | 19回 | 20回 | 18回 | 17回 | 18回 | 22回 | 17回 | 18回< | 22回 | 20回 | 18回 | 226回 |
明和海運グループでは、ドック入渠時を利用し経営トップ自ら安全会議に参加し、乗組員の安全意識の向上と高揚を図っています。
1.興和丸 | 日 時 | 2023(令和5)年3月22日 |
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場 所 | 向島造機(株) | |
参加者 | 佐々木取締役以下6名 三浦船長以下5名 |
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2.明和丸 | 日 時 | 2023年6月8日(木) |
場 所 | 向島造機(株) | |
参加者 | 中川取締役以下4名 崎戸船長以下6名 |
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3.第二十一福神丸 | 日 時 | 2023年6月8日(金) |
場 所 | 向島造機(株) | |
参加者 | 中川取締役以下4名 武次船長以下6名 |
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4.明翔丸 | 日 時 | 2023年9月19日(火) |
場 所 | 向島造機(株) | |
参加者 | 中田社長以下5名 佐藤船長以下6名 |
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5.明桜丸 | 日 時 | 2023年10月6日(金) |
場 所 | 向島造機(株) | |
参加者 | 中田社長以下6名 砂田船長以下6名 |
1. 第21福神丸 | 日 時 | 2022(令和4)年3月3日 |
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場 所 | 向島造機㈱ | |
参加者 | 中田社長 以下6名 武次船長 以下6名 |
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2. 明和丸 | 日 時 | 2022(令和4)年3月3日 |
場 所 | 向島造機㈱ | |
参加者 | 中田社長 以下4名 崎戸船長 以下6名 |
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3. 明翔丸 | 日 時 | 2022年6月9日 |
場 所 | 向島造機㈱ | |
参加者 | 中田社長 以下5名 小山船長 以下7名 |
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4. 明桜丸 | 日 時 | 2022年6月29日 |
場 所 | 向島造機㈱ | |
参加者 | 中田社長 以下5名 砂田船長 以下6名 |
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5.明督丸 | 日 時 | 2022年9月21日 |
場 所 | 向島造機㈱ | |
参加者 | 中田社長 以下5名 吉田船長 以下6名 |
船主合同会議を年3回開催し、安全に対する意識の強化・継続を 図っております。この会議では、石化業界を取り巻く現状、AIS搭載による安全航海の強化、設備機器トラブルの状況等の意見交換を活発に行っております。
1.総会[WEB開催] | 日 時 | 2023年6月2日(金) 13:00-15:30 |
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参加者 | 19名 | |
議 題 | 1)2022年度 年間無事故優秀船表彰 2)営業概況 3)係船索取扱い時の労災防止及び廃棄物処理について |
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2.定例会 | 日 時 | 2023年11月24日(金) 13:00-16:30 |
場 所 | 明和海運株式会社 大会議室 | |
参加者 | 19名 | |
議題 | 1)2024年度明和海運㈱安全標語受賞作品について 2)重大ヒヤリハット・トラブル事例紹介 3)営業概況 4)船舶塗料概論講習 5)STCW 条約に基づく基本訓練の実施について |
1.総会 | 日 時 | 2022年6月24日(金)13:30-15:30 |
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参加者 | 18名 | |
議 題 | 1)総会議事 2)2021年度明和海運㈱無事故優秀船表彰 3)営業概況 4)船員労働時間管理に伴う意見交換 |
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2.定例会 | 日 時 | 2022年11月15日(月) |
参加者 | 18名 | |
議 題 | ①2023年度明和海運㈱安全標語受賞作品について ②営業概況 ③労務管理の実情と適切な運航管理について ④その他連絡事項 |
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3.新春例会 | 日 時 | 2023年1月27日(金) |
参加者 | 18名 | |
議 題 | 1.2023年度明和海運㈱安全標語受賞作品 2.2023年度明和海運㈱安全目標の改定について 3.営業概況 4.ENEOS、出光検船統一基準について |
外部講習に積極的に参加し安全に対する意識・知識の向上を 測っております。
1 | 2023(令和5)年02月07日 | 内航デジタルセミナー |
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2 | 2023(令和5)年02月16日 | 船員の働き方改革推進セミナー |
3 | 2023(令和5)年02月21日 | 第8回海技振興フォーラム |
4 | 2023(令和5)年02月21日 | 船舶における電力線通信の実証結果の報告ならびに設置に関する報告会 |
5 | 2023(令和5)年03月01日 | 安全統括管理者及び運航管理者研修 |
6 | 2023(令和5)年03月06日 | 内航海運業界における産業医制度とオンライン診療・服薬指導サービス |
7 | 2023(令和5)年03月28日 | 交通脱炭素シンポジウム「カーボンニュートラルに向けた燃料転換の戦略 ~空・海・陸 各交通モードの最前~」 |
1 | 2022(令和4)年9月13日 | 船舶管理実務(日本海運集会所主催) |
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2 | 2022(令和4)年9月27日 | 船員の働き方改革・健康確保説明会(国土交通省海事局主催) |
3 | 2022(令和4)年11月18日 | 令和4年度内航船支援セミナー(独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構) |
4 | 2022(令和4)年11月22日 | 安全統括管理者・運航管理者等研修会(国土交通省 関東運輸局) |
5 | 2022(令和4)年12月14日 | 第9回海技教育機構研究発表会 及び MEGURI2040・船員スキル定量化事業成果報会(独立行政法人 海技教育機構) |
6 | 2022(令和4)年12月15日 | 海上・港湾・航空技術研究所 研究報告会(海上・港湾・航空技術研究所) |