海上職
MEIWA KAIUN GROUP
明和タンカー
佐々木 俊光
明成丸 機関長
明和タンカー株式会社
Interview 1
どんな仕事をしているのですか?
機関部の最高責任者として、船を動かすエンジンをはじめ、船内にあるさまざまな機器の保守整備を定期的に行い、トラブルの未然防止に努めるとともに、機関部員の指揮監督を行っています。
当船の機関部は、私のほか、一等機関士と次席機関士の3名で構成されており、それぞれが担当する役割を果たし、荷役作業のサポートも行いながら、チームの一員として一致協力しながら、安全で高品質な運航を維持しています。
Interview 2
仕事への思い・やりがい等について教えてください。
荷主や会社に迷惑をかけないように心掛け、機関がトラブルなく安全に運航できるために、細心の注意を払いながら保守整備を行っています。
不具合や故障を発見した時は、すぐに修理業者に依頼するのではなく、基本的には自分達で出来ることはすることを心掛けており、それがプライドでもあります。
トラブルが発生した際に、自分達の適切な処置によりそれを克服した時や、1年間大きなトラブルもなく安全に機関を運航達成できた時に、やりがいと誇りを感じます。
Interview 3
プライベートはどんなことをしていますか?
10年以上に渡り、熱帯魚の飼育をしています。以前は10匹以上いましたが、今は大震災で1か月間におよぶ停電・断水の間、1匹だけ生き残った魚(アリゲーターガー)を大事に育てています。
また、日曜大工で色々な物を作るのが好きです。横幅が2m弱ある熱帯魚用大型水槽の濾過装置は、ホームセンターでポンプを購入してモーター等を取り付けて自作したものです。
長い間、家を留守にしているので、休暇の時には、妻の家事の手伝いやドライブを楽しんでいます。