海上職
明和フリートオーナー
斎藤 勝
松曜丸 船長
八晄海運有限会社
Interview 1
子供のころ将来思い描いていた自分
宮城県の離島(江島※)に生まれて小さい時から船が好きで、学校が休みの時はよく父と漁に出たりしていました。大きくなったら漁船の船長になりたくて、何とか23歳から船長になり、その年に結婚しました。マイホームを持つことが夢で、26歳の時にそれを実現したので、その時点で全ての夢が叶い今に至っています。
※江島(えのしま):宮城県牡鹿郡女川町の沖合に浮かぶ島。全島が南三陸金華山公園に指定されている。
Interview 2
仕事への思い・やりがい等について教えてください
34歳の時に漁船からタンカーに移ってから、今年で23年になります。漁船の時はそれほどストレス等を感じませんでしたが、ケミカルタンカーの乗船は危険物を安全確実に輸送することを求められるためその責任は重く、毎日が不安やストレスで一杯です。一航海、一航海を終えたときは、ほっと一息つきます。
Interview 3
プライベートはどんなことをして過ごしていますか?
自宅は石巻にあり3年前の震災時は大変な思いをしました。震災前は毎日、朝から夕方まで自分の船で釣りに出かけたりしていましたが、今は朝と夕方に散歩して復興状況等を見て廻っています。復興に向けて着実に進んでいる様を肌で感じています。
休日には、今年、小学校5年生になる孫娘と遊ぶのを楽しみにしています。