教育・研修プログラム

    
  

基本方針

1.「プロ人財」の育成

広い視野と高い視座を持ち、豊かな人間性や感性により、企業を取り巻く環境変化を洞察し、5~10年後に必要とされる「次世代のあるべき船員像(※1)」に向けて、自らが主体的にミッションや目標の達成に取り組む「プロ人財」を計画的に育成します。

2.「価値観の共有」と「連帯感の醸成」

教育・研修を通じ、知識の習得とスキルの向上を目指すとともに、顧客視点に立ったサービスの基本品質と運航品質を重視する価値観を共有し、海上部門と陸上部門の強い連帯感の醸成を企図します。

3.「若年層のモティベーション向上」

企業理念の浸透に向けた教育の実施、ならびにリーダーシップの向上や、個人・組織を活性化するプログラムの構築により、若年層のモティベーション向上を図ります。

4.「キャリア形成」の強化

自立的キャリア開発の時代を迎え、自らが主体的に能力開発に取り組むなかで「何ができる人」になるか、人生の目的を自主的に選択し、職業人・社会人として持てる力を十分発揮するための具体的なキャリア形成を強化します。

(※1) 次世代のあるべき船員像

技術革新と内航海運の活性化に向けた取り組みにより、今後、船員問題が「量」から「質」へ移行していくと想定される中、それに対応できる「新たな内航船員像」に向けて、今から5~10年後を見据えた人財の獲得、及び教育・訓練体制の構築を急ぐ必要があります。

先進的な船舶等の開発・普及のプロセスイメージ

先進的な船舶等の開発・普及のプロセスイメージ

船員問題の重点課題(想定)

船員問題の重点課題(想定)

次世代のあるべき船員像

技術革新による変化とスピードに対応し、「新たな内航船員像」を実現することが期待されており、
広い視野と高い視座
旺盛な探究心・積極性・提案力
固定概念に囚われない柔軟な発想力
高いコミュニケーション能力・リーダーシップ
優秀な海技者になるための強い意志
甲板・機関両方の知識とスキル、高度なITリテラシー
 を持った人材が求められます。

プログラム内容

入社から船機長・管理職に至るまでの年次、職位に応じて実施される「階層別教育・研修」と各種スキルの習得を目的とする「目的別教育・研修」を実施します。

1.階層別教育・研修

  • 1)新入社員教育(※2)・・・前期(入社直後)と後期(乗船6ヶ月後)に分けて実施します。
  • 2)ステップアップ教育・研修
  • 3)陸上部門教育・研修

2.目的別教育・研修

  • 1)甲種危険物責任者講習[対象者のみ]
  • 2)ECDIS講習[対象者のみ]
  • 3)BRM研修[甲板部主体]
  • 4)安全講習会[全員]
  • 5)ITリテラシー向上[全員]
  • 6)コンプライアンス、情報セキュリティ等(eラーニング)[全員または対象者のみ]
  • 7)その他

(※2)新入社員教育スケジュール

新入社員教育スケジュール