海運プラザ 海運豆知識

第35回

満載喫水線について

安全な航海をするためには、喫水をある程度おさえて、ある程度の予備浮力(予備浮力が小さいと水上航行時に水上から出ている外板の部分が少ないので、復元力が小さく耐波性に劣る。)を持たせる必要があります。
船体中央部には喫水マークの他に乾舷標(freeboard mark:これ以上船を沈めてはならないというマーク)や季節や航行海域で変わる満載喫水線(load water line:LWL)マークが船舶には必ず付いています。下図における中央の丸いマークの中心を通る水平線の上緑がLWLです。その右側は帯域のマークで各帯域を航行するときの最大LWLを示します。(この帯域マークは外航船のみ)つまり、貨物などをいっぱい積むときに、ここまでは積んでよいと許される満載喫水線(LWL)となります。たとえば、熱帯海域では海が大荒れすることはあまりないのでT印のLWLまで船を沈めても構わないことになります。
また、LWLから船側における上甲板上面までの垂直距離、すなわち水から上の乾いている高さを乾舷といいます。なお、船舶を建造する場合船級協会の検査を受けなければいけませんが、日本政府の検査を受けた船舶はJGと刻印され、日本海事協会の検査を受けた船舶はNKとそれぞれ刻印されます。

満載喫水線マークの略号、帯域は次のとおりです。

  船型 アンカー重量 アンカーラインの径
一般商船 23万DWT型超大型タンカー 熱帯淡水 ロープ チェーン
6,000台積自動車専用船 淡水    
25,000GT型コンテナ船 熱帯    
5,000GT型一般貨物船 夏期    
749GT型 タンカー船 冬季    
699GT型 タンカー船 冬季北大西洋    
499GT型 タンカー船      
         
         
         
         
         
         

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