明和海運株式会社

60th anniversary

海運豆知識

第107回

海図用具(鉛筆と消しゴム)の使い方①

船舶の船橋には、木製の大きな海図台(チャートテーブル)があり、航海中は海図に船位 確認の他、コースライン、避検線(立入り禁止区域)、変針点及びバース情報の記入を行い ます。海図は、陸上の地図と同じようにいつの間にか新しい道路ができたり、街の景色が 変わるように、海上や沿岸でも(陸上の顕著な建物も)同じように変化しており、概ね 2~ 3 年に 1 回は海図の改訂が行われます。
海図に航海計画等を記入するときはなるべく柔らかい鉛筆(B、2B または 4B)で書き込 み、航海が終わったらそれを消しゴムで消して、また同じ海図を使用します。このように 海図は繰り返し使用するため、基本的にボールペンでの記入は行いません。
定規に沿って鉛筆で線を引こうとする時、定規をその点の真上にあわせて引けば、鉛筆 の芯の半分だけずれます。したがって、あらかじめ定規をその点から芯の半径分だけずら して引けば、その点の上を通る線が引けます。正しい線を引くためには、鉛筆をいつも細 く削っておくか、平板状に削るのが良いとされています。以下に鉛筆の「正しい引き方」 と「誤った引き方」を記載しますので、参考として下さい。

海図用具(鉛筆と消しゴム)の使い方